東レ元課長が架空発注で現金約２３００万円を詐取

警視庁捜査２課は、課長の立場を利用して、架空発注を繰り返し行い、
勤務先の東レ（本社　東京都中央区）から現金約２３００万円を詐取した疑い
で、元医療用具製品課長、本間士朗容疑者（５１）と、外注先の元役員の
男女２人を逮捕しました。




東レによれば、本間容疑者らはおなじ手口で、２０００年から昨年までに計約２億円を着服していた疑いがあるということです。

こうした大企業をはじめとして、架空取引、銀行等金融機関だと横領というような
企業を舞台にした犯罪は後を絶ちません。

新聞社会面を定期的に賑わしている感じさえします。




舞台となった企業のコメントは
判で押したように”再発防止に努め、２度とこのようなことがおきないように
コンプライアンス体制を強化する”云々と事前問答集そのままというのが
通り相場です。

きっと、現在も、どこかの大企業で静かに架空取引や横領が
進行しているに違いありません。