マカロンのジャン・フィリップ・ダルシー・ジャポン(福井市)@破産手続の開始決定 [福井県の企業]
官報によれば、福井県福井市の菓子輸入販売業の株式会社ジャン・フィリップ・ダルシー・ジャポンが、11月2日付で大阪地方裁判所より破産手続の開始決定を受けました。
ジャン・フィリップ・ダルシー・ジャポンは、2008年設立。
チョコレートやマカロンなどの輸入・販売を主力に事業を展開。
通信販売・百貨店のイベントへの出店を通じて販売を行っていました。
事件番号は平成27年(フ)第4162号。
財産状況報告集会・廃止意見聴取・計算報告の期日は2016年1月25日まで。
ジャン・フィリップ・ダルシー・ジャポンは、2008年設立。
チョコレートやマカロンなどの輸入・販売を主力に事業を展開。
通信販売・百貨店のイベントへの出店を通じて販売を行っていました。
事件番号は平成27年(フ)第4162号。
財産状況報告集会・廃止意見聴取・計算報告の期日は2016年1月25日まで。
福井県の江守グループHD@234億円の債務超過 [福井県の企業]
福井県を代表する優良企業である江守グループホールディングスが
2015年3月期第3四半期決算短信および四半期報告書において
「継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在している」
との注記を加えると発表しました。
江守グループホールディングスは、東証1部上場の化学薬品商社。
近年、中国関連の売上高を大幅に拡大していました。
同社は、中国企業に対する金属資源などの販売に伴い、売掛金の入金が遅延していること
などから大幅な貸倒引当金繰入額の計上を余儀なくされ、結果として第3四半期末時点で
234億2400万円の債務超過に陥りました。
このままでは倒産の恐れもあるような状況です。
江守グループホールディングスは昨年10月20日通期業績予想でも大幅下方修正を発表していました。
その時の営業利益の下ぶれは、中国商社金融ビジネスを抑制したことによる売上総利益下ぶれと、
一部取引先の経営状態悪化に伴う貸倒引当金の計上が主因とされています。
同社は近年中国売上を急拡大させてきましたが、環境変化に対する与信リスク管理強化が後手に回り、
今回の事態に至ったとの見方が出ています。
■江守グループホールディングス株式会社 概要
・会社名 江守グループホールディングス株式会社
・創業 1906年3月5日(明治39年)
・設立 1958年5月26日(昭和33年)
・役員
代表取締役社長江守清隆
常務取締役揚原安麿
常務取締役山本 昇
常務取締役黒瀨則雄
取締役筑後嘉英
取締役謝飛紅
取締役林 宏樹
常勤監査役松本淸次
監査役関口英雄
監査役野坂佳生
監査役小玉隆一
・資本金
1,794,281,600円
・取引銀行
福井銀行、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、その他
・従業員数
823名(グループ全体)※2014年9月30日現在
・事業内容
グループの経営戦略策定及び経営管理
・所在地
〒918-8509 福井県福井市毛矢1-6-23
2015年3月期第3四半期決算短信および四半期報告書において
「継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在している」
との注記を加えると発表しました。
江守グループホールディングスは、東証1部上場の化学薬品商社。
近年、中国関連の売上高を大幅に拡大していました。
同社は、中国企業に対する金属資源などの販売に伴い、売掛金の入金が遅延していること
などから大幅な貸倒引当金繰入額の計上を余儀なくされ、結果として第3四半期末時点で
234億2400万円の債務超過に陥りました。
このままでは倒産の恐れもあるような状況です。
江守グループホールディングスは昨年10月20日通期業績予想でも大幅下方修正を発表していました。
その時の営業利益の下ぶれは、中国商社金融ビジネスを抑制したことによる売上総利益下ぶれと、
一部取引先の経営状態悪化に伴う貸倒引当金の計上が主因とされています。
同社は近年中国売上を急拡大させてきましたが、環境変化に対する与信リスク管理強化が後手に回り、
今回の事態に至ったとの見方が出ています。
■江守グループホールディングス株式会社 概要
・会社名 江守グループホールディングス株式会社
・創業 1906年3月5日(明治39年)
・設立 1958年5月26日(昭和33年)
・役員
代表取締役社長江守清隆
常務取締役揚原安麿
常務取締役山本 昇
常務取締役黒瀨則雄
取締役筑後嘉英
取締役謝飛紅
取締役林 宏樹
常勤監査役松本淸次
監査役関口英雄
監査役野坂佳生
監査役小玉隆一
・資本金
1,794,281,600円
・取引銀行
福井銀行、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、その他
・従業員数
823名(グループ全体)※2014年9月30日現在
・事業内容
グループの経営戦略策定及び経営管理
・所在地
〒918-8509 福井県福井市毛矢1-6-23
福井市の(有)金沢建設@破産手続きの開始決定 [福井県の企業]
福井市に本社がある(有)金沢建設は2月26日、福井地方裁判所で、
破産手続きの開始決定を受けました。
破産管財人には、紅谷崇文弁護士が選任されています。
(有)金沢建設は、土木工事がメイン。
破産債権の届出期間は平成27年3月26日まで。
財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は
平成27年6月2日午前10時55分となっています。
■(有)金沢建設 概要
・所在地 〒918-8056 福井市若杉浜3-715
・代表取締役 金沢 正行
破産手続きの開始決定を受けました。
破産管財人には、紅谷崇文弁護士が選任されています。
(有)金沢建設は、土木工事がメイン。
破産債権の届出期間は平成27年3月26日まで。
財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は
平成27年6月2日午前10時55分となっています。
■(有)金沢建設 概要
・所在地 〒918-8056 福井市若杉浜3-715
・代表取締役 金沢 正行
福井の代表銘菓「羽二重巻」を販売の(株)笹屋菓舗@事業停止 [福井県の企業]
福井の代表銘菓「羽二重巻」をはじめとした和菓子の製造販売業の
(株)笹屋菓舗は2015年3月1日に事業を停止しました。
負債額は約7億5千万円とみられています。
「羽二重巻」は,十勝産小豆で炊き上げた つぶ餡と越前大野産餅米で
作った羽二重餅を白ワイン入りカステラで巻いた福井の代表銘菓。
(株)笹屋菓舗は、直営の笹屋本店(越前市)、ベル店(福井市)
パリオ店(福井市)、福井駅前店、プリズム店(福井市)、
アミ店(福井県坂井郡春江町)の6店舗を運営。
その他には県内ショッピングセンター各銘店コーナー
県内ギフトショップ・土産店、 県内チェーン店(8店舗)
県内キオスク(JR西日本チャオ)に店舗を構えていました。
最近は消費不況により売り上げが減少したとことろに
店舗展開等に伴う設備投資の借入金が負担となり、
経営に行き詰ったものとみられています。
(株)笹屋菓舗の店舗は、本店以外は商業施設に出店という
形式がほとんどです。こうしたことから、家賃等のコストも重荷
になったのではないかと思います。
明治5年創業して以来の歴史を持つ老舗がこのような展開
になってしまった原因は、企業規模の割に店舗が多過ぎる
ことにあるようです。
■(株)笹屋菓舗 概要
・本社 福井県越前市帆山町8-32-1
・代表 笹本徹也
・経営理念
1.四季を通じての菓子製造・販売による心のふれあい
2.福井の代表銘菓製造会社として、地域から全国への情報発信
3.安定した品質と価格の適切な商品流通
4.安全・安心な素材と商品の提供
・直営店
福井県内5店舗
・FC店
福井県内11店舗
・役員
代表取締役
笹本 徹也
取締役
細井 蔦雄 ・ 笹本 砂代 ・ 竹林 里香
・従業員数
17名(社員)
28名(パート・アルバイト)
・資本金:
5,000万円
・関連会社
エスケイケイエンジニアリング㈱
㈱笹屋風月
・主な取引先
JR西日本サービスネット(旧:西日本キオスク)
ユニー ・ 平和堂 ・ ヤスサキ ・ かがみや ・ 三越百貨店 ・ カナカン
福井県内各土産店 ・ 福井県贈答品組合加盟各店
県外各菓子専門問屋他多数
(株)笹屋菓舗は2015年3月1日に事業を停止しました。
負債額は約7億5千万円とみられています。
「羽二重巻」は,十勝産小豆で炊き上げた つぶ餡と越前大野産餅米で
作った羽二重餅を白ワイン入りカステラで巻いた福井の代表銘菓。
(株)笹屋菓舗は、直営の笹屋本店(越前市)、ベル店(福井市)
パリオ店(福井市)、福井駅前店、プリズム店(福井市)、
アミ店(福井県坂井郡春江町)の6店舗を運営。
その他には県内ショッピングセンター各銘店コーナー
県内ギフトショップ・土産店、 県内チェーン店(8店舗)
県内キオスク(JR西日本チャオ)に店舗を構えていました。
最近は消費不況により売り上げが減少したとことろに
店舗展開等に伴う設備投資の借入金が負担となり、
経営に行き詰ったものとみられています。
(株)笹屋菓舗の店舗は、本店以外は商業施設に出店という
形式がほとんどです。こうしたことから、家賃等のコストも重荷
になったのではないかと思います。
明治5年創業して以来の歴史を持つ老舗がこのような展開
になってしまった原因は、企業規模の割に店舗が多過ぎる
ことにあるようです。
■(株)笹屋菓舗 概要
・本社 福井県越前市帆山町8-32-1
・代表 笹本徹也
・経営理念
1.四季を通じての菓子製造・販売による心のふれあい
2.福井の代表銘菓製造会社として、地域から全国への情報発信
3.安定した品質と価格の適切な商品流通
4.安全・安心な素材と商品の提供
・直営店
福井県内5店舗
・FC店
福井県内11店舗
・役員
代表取締役
笹本 徹也
取締役
細井 蔦雄 ・ 笹本 砂代 ・ 竹林 里香
・従業員数
17名(社員)
28名(パート・アルバイト)
・資本金:
5,000万円
・関連会社
エスケイケイエンジニアリング㈱
㈱笹屋風月
・主な取引先
JR西日本サービスネット(旧:西日本キオスク)
ユニー ・ 平和堂 ・ ヤスサキ ・ かがみや ・ 三越百貨店 ・ カナカン
福井県内各土産店 ・ 福井県贈答品組合加盟各店
県外各菓子専門問屋他多数
老舗蔵元「寿喜娘酒造」(福井県越前市)@事業停止 [福井県の企業]
福井県越前市大滝町の老舗蔵元「寿喜娘酒造」が2月27日で営業を終了し、
事業停止する方針を固めたことが26日,明らかになりました。
寿喜娘酒造は1864年創業。
地元の特産である越前和紙を使い、オリジナルラベルがつくれることなどが好評、
ピーク時の年間売上高は2億3千万円。
直近では6千万円程度に落ち込んでいたということです。
「寿喜娘酒造」は、武生信用金庫の不適切融資先として、
前理事長らに対し裁判を起こし、現在も係争中です。
寿喜娘酒造に融資をしていた武生信用金庫と出資者である会員は、
同酒造への巨額融資が不適切だったとして武生信金の前、元理事長に対し
損害賠償を求める訴訟を起こしています。
負債は14億5千万円超と推定されています。
今回の経営破たんは、放漫経営によるものとみられています。
■ 寿喜娘酒造(有) 概要
・住所: 〒915-0234 越前市大滝町25-23
・代表: 三田村有夏社長
・主要商品:吟醸 三田村 純米 三田村 本醸造 三田村
大吟醸 極寒雪水造り 大吟醸 寿喜娘 純米吟醸 越前蛍火
純米吟醸 酒屋千流 寿喜娘 上撰/水仙 など
事業停止する方針を固めたことが26日,明らかになりました。
寿喜娘酒造は1864年創業。
地元の特産である越前和紙を使い、オリジナルラベルがつくれることなどが好評、
ピーク時の年間売上高は2億3千万円。
直近では6千万円程度に落ち込んでいたということです。
「寿喜娘酒造」は、武生信用金庫の不適切融資先として、
前理事長らに対し裁判を起こし、現在も係争中です。
寿喜娘酒造に融資をしていた武生信用金庫と出資者である会員は、
同酒造への巨額融資が不適切だったとして武生信金の前、元理事長に対し
損害賠償を求める訴訟を起こしています。
負債は14億5千万円超と推定されています。
今回の経営破たんは、放漫経営によるものとみられています。
■ 寿喜娘酒造(有) 概要
・住所: 〒915-0234 越前市大滝町25-23
・代表: 三田村有夏社長
・主要商品:吟醸 三田村 純米 三田村 本醸造 三田村
大吟醸 極寒雪水造り 大吟醸 寿喜娘 純米吟醸 越前蛍火
純米吟醸 酒屋千流 寿喜娘 上撰/水仙 など
宮内庁ご用達の福井の蒲鉾店(株)小牧が民事再生申請 [福井県の企業]
練物水産 加工販売の(株)小牧は、2月23日、福井地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行いました。
負債額は約15億円とみられています。
(株)小牧は昭和7年創業の老舗。
宮内庁ご用達の蒲鉾店として知られていました。
最盛期には30億円以上の売上高をあげていましたが、
ここ数年は20億円前後まで落ち込み、経営不振が続いていました。
昨年にも神奈川の小田原の老舗の蒲鉾店が事実上の倒産ということが
ありました.蒲鉾店は構造的な不況に陥っているようです。
蒲鉾店の経営不振の背景として一般的な不況というより
そもそも”蒲鉾を食べる機会が減っている”ことにあると指摘する専門家もいます。
特に若い世代は下手をするとお正月のおせち料理の時くらいにしか
蒲鉾を食べないという人も少なくないようです。
食べ物の選択肢が増えたため、蒲鉾を食べるということが相対的にウエイトが
以前に比べ低くなっているのかもしれません。
ただ、食品業は現金収入があるうえ、宮内庁ご用達という最高のブランド価値
を保有していますので、小牧が再建する可能性はシンドイ状態にある
他の業種・会社に比べ高いのではないかと思います。
■ 小牧 会社概要
・商号 株式会社 小牧
・所在地 福井県敦賀市余座13号1ー1
・代表者 取締役社長 小牧 由章 氏
・資本金 30,000,000円
・営業種目
水産食料品製造業(蒲鉾・竹輪・珍味)
・役員数
取締役3名・監査役1名
・取引先銀行
三菱東京UFJ銀行 金沢支店・みずほ銀行 福井支店・三井住友銀行 福井支店・福井銀行 敦賀支店・
北陸銀行 敦賀支店・商工中金 福井支店・福邦銀行 敦賀支店・敦賀信用金庫 神楽支店
負債額は約15億円とみられています。
(株)小牧は昭和7年創業の老舗。
宮内庁ご用達の蒲鉾店として知られていました。
最盛期には30億円以上の売上高をあげていましたが、
ここ数年は20億円前後まで落ち込み、経営不振が続いていました。
昨年にも神奈川の小田原の老舗の蒲鉾店が事実上の倒産ということが
ありました.蒲鉾店は構造的な不況に陥っているようです。
蒲鉾店の経営不振の背景として一般的な不況というより
そもそも”蒲鉾を食べる機会が減っている”ことにあると指摘する専門家もいます。
特に若い世代は下手をするとお正月のおせち料理の時くらいにしか
蒲鉾を食べないという人も少なくないようです。
食べ物の選択肢が増えたため、蒲鉾を食べるということが相対的にウエイトが
以前に比べ低くなっているのかもしれません。
ただ、食品業は現金収入があるうえ、宮内庁ご用達という最高のブランド価値
を保有していますので、小牧が再建する可能性はシンドイ状態にある
他の業種・会社に比べ高いのではないかと思います。
■ 小牧 会社概要
・商号 株式会社 小牧
・所在地 福井県敦賀市余座13号1ー1
・代表者 取締役社長 小牧 由章 氏
・資本金 30,000,000円
・営業種目
水産食料品製造業(蒲鉾・竹輪・珍味)
・役員数
取締役3名・監査役1名
・取引先銀行
三菱東京UFJ銀行 金沢支店・みずほ銀行 福井支店・三井住友銀行 福井支店・福井銀行 敦賀支店・
北陸銀行 敦賀支店・商工中金 福井支店・福邦銀行 敦賀支店・敦賀信用金庫 神楽支店
100円ショップ向け製品製造の井上工業が事業を停止 [福井県の企業]
100円ショップ向けに、各種キャラクターをあしらった卓上用品などを製造・販売していた
福井県の井上工業が9月24日、事業を停止し、自己破産の申請準備に入りました。
負債総額は33億2700万円とみられています。
井上工業は、地元の若狭塗りばしを製造・販売していましたが、
ディズニーなどのライセンスを取得した後は、
100円ショップを主な取引先として業績を拡大しました。
中でも、100円ショップ向けのサンリオ商品はほぼ独占状態で、
セリア、キャンドゥ、ワッツなど大手各社に納入していました。
井上工業は最大の取引先だった100円ショップへの即納体制を整えるため、
見込み生産が日常化し、その結果、在庫負担が膨らみ、資金繰りが逼迫したことが
経営破たんの原因とみられています。
■井上工業の概要
・本社所在地 福井県小浜市遠敷9-302
・設立 1973年11月
・業種 その他製品
・事業内容 生活雑貨の製造
・代表者 井上正春氏
・資本金 4525万円
・売上高 38億4212万円(2013年7月期)
・従業員 70名
・決算期 7月
福井県の井上工業が9月24日、事業を停止し、自己破産の申請準備に入りました。
負債総額は33億2700万円とみられています。
井上工業は、地元の若狭塗りばしを製造・販売していましたが、
ディズニーなどのライセンスを取得した後は、
100円ショップを主な取引先として業績を拡大しました。
中でも、100円ショップ向けのサンリオ商品はほぼ独占状態で、
セリア、キャンドゥ、ワッツなど大手各社に納入していました。
井上工業は最大の取引先だった100円ショップへの即納体制を整えるため、
見込み生産が日常化し、その結果、在庫負担が膨らみ、資金繰りが逼迫したことが
経営破たんの原因とみられています。
■井上工業の概要
・本社所在地 福井県小浜市遠敷9-302
・設立 1973年11月
・業種 その他製品
・事業内容 生活雑貨の製造
・代表者 井上正春氏
・資本金 4525万円
・売上高 38億4212万円(2013年7月期)
・従業員 70名
・決算期 7月