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東芝リストラ象者と早期退職優遇制度 [リストラ関連情報]

ひと頃は日本を代表する大企業、その中でも東芝は同じ電機メーカーでもソニーのような派手さはなく地味な存在だけど、信頼はピカイチというイメージでしたが2015年に発覚した業績に関する不祥事で坂道というよりジェットコースターで落ちるようにあっという間に転落しました。

いまでは、株価も100円台まで落ち込み、倒産の噂も噂と思えないくらいの状況です。
そんな東芝が当然のごとく、事業統合や早期退職者募集を中心とするリストラを発表
実行に移しつつあります。




■東芝のリストラの概要
①パソコン事業
16年4月に分社化。富士通、ソニーから分社したVAIOと事業統合

②テレビ事業
自社生産を停止。

③白物家電事業
シャープの白物家電事業と統合

④東京都青梅市の青梅事業所閉鎖

⑤半導体部門
白色LED事業からの撤退

⑥インドネシアのテレビ工場を売却

⑦コーポレート部門の人員削減

上記のリストラにより
東芝グループ全体の約5%に当たる約1万人を早期退職
によりリストラする計画。




■東芝リストラ対象者と実施時期
「早期退職優遇制度」は
40歳以上かつ勤続10年以上の従業員を対象に適用するとしています。
2016年の2月から募集を開始する予定。

東芝では「早期退職優遇制度」で
退職金の割増や再就職先の斡旋を行うとしていますが
同様の状況のシャープでも再就職できるのはごくわずかという状況。

特に40歳以上はいくら、東芝社員だとしても再就職は困難のようです。

韓国や中国の企業から一本釣りされるような特別な技術がない限り
退職前と同じ待遇以上の企業の再就職するのは難しい状況です。

当たり前ですが、「早期退職優遇制度」は企業からすると
その制度を使って辞めてくれた方が得だから薦めているのです。

ですので割増退職金に惹かれて安易に退職に応じると
後悔することになりかねません。

そうはいってもこのまま東芝にいても先を見通せない
となれば、苦渋の選択を迫られるでしょう。

このような状況を社員に強いることになった新旧経営陣の
責任は重大だと思います。




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