パチンコ機器のマルホン工業（株）＠民事再生法の適用を申請

パチンコ機器メーカーのマルホン工業（株）（は3月12日、名古屋地方裁判所において
民事再生法の適用を申請した。
申請代理人は寺本吉男弁護士（東京都 中央区銀座2-5-5 共同ビル西銀座4階　寺本法律会計事務所）
負債額は約73億円とみられています。

マルホン工業は、パチンコホールを主要な取引先にしていますが
最近のパチンコ人口減少によ、全国的なパチンコ離れにより、業績が低迷していました。

■マルホン工業（株）　概要
・設立　　　　　1969年11月

・本社所在地　　愛知県春日井市桃山町一丁目127番地

・事業内容
遊技機製造販売　 遊技場の経営
遊技機のソフトウェアーの開発、販売
不動産の賃貸、管理、保有、運用

・代表取締役　　和泉　靖

・取引先銀行
みずほ銀行名古屋支店
福岡銀行名古屋支店
瀬戸信用金庫鷹来支店 他

・主要取引
全国各ホール

・売上高
11,028百万円 　平成21年6月期実績
24,378百万円　 平成22年6月期実績

・従業員数
137名（平成22年6月末日現在）

名古屋市の大前工業（株）@自己破産申請へ

名古屋市の大前工業（株）は３月３日に事業停止し、事後処理を梅村真紀弁護士
に一任して、自己破産申請の準備に入りました。

負債額は約８億円とみられています。

大前工業（株）は、工場や倉庫の建築を主に手掛けていました。
最盛期には約１０億円の売上をあげていました。

■大前工業（株）概要
・商号または名称 大前工業(株)

・ふりがな おおまえこうぎょう

・代表者 大前　博敬

・所在地 愛知県名古屋市天白区野並１－６３　

・資本金 3,500 万円

・許可番号 大臣特定　第23750号

（株）原田建設(名古屋市)@自己破産申請へ

土木工事業の名古屋市に本社がある（株）原田建設は３月２日事業停止し、
自己破産申請の準備に入りました。
負債額は約４億円とみられています。

土木工事の主要な発注先である公共工事の減少が大きな要因のようです。
日本は他の先進国に比べ、建設業が多いと指摘されています。

公共工事の減少しているほどには建設業の数が減っていないという
ことが建設業が昔ほど儲けにくくなっている背景のようです。

ただ、東日本大震災の復興関連で建設業がひと頃のどん底からは
脱出していますので中にはかなりの業績をあげている建設会社があるのも事実です。

（株）原田建設に関しては、多大な借入金も今回の事態を招いた要因のようです。




■株式会社　原田建設　概要

・会社名 株式会社　原田建設

・所在地 愛知県名古屋市港区宝神五丁目2901番地

・代表者
取締役社長　　原田　隆雄

取締役会長　　原田　秀雄
・資本金 三千万円

・設　立
沿 革
昭和３９年４月　原田組として事業活動を開始
昭和５１年４月　有限会社原田組へ組織変更
昭和５１年８月　有限会社原田建設に称号変更
平成　２年９月　株式会社原田建設へ組織変更
平成　９年９月　中部地区貨物自動車運送業許可
平成　　年　月　愛知県公安交通誘導警備業認定
平成　　年　月　産業廃棄物収集運搬許可取得
　　　　　　　　　　　　（愛知県、三重県、岐阜県）
・事業内容 一般土木、舗装、解体、収集運搬、交通誘導警備

「ラグーナ蒲郡」を運営@蒲郡海洋開発(株)特別清算開始決定

海の魅力が体験できる複合型マリンリゾート施設「ラグーナ蒲郡」を運営する
蒲郡海洋開発株式会社（本社・愛知県蒲郡市）は、
2月18日に名古屋地裁豊橋支部より特別清算開始決定を受けました。

蒲郡海洋開発社は、1991年（平成3年）11月設立。
2002年4月に海のテーマパーク「ラグナシア」をオープン
。複数のプールや多彩なアトラクションにより、ピーク時には300万人を超える来場者を集客。

2009年3月期には年収入高約70億2500万円をあげていました。

「ラグーナ蒲郡」の運営をめぐり、昨年、主要株主である愛知県、蒲郡市、
トヨタ自動車株式会社と協議しています。

その時の協議で、蒲郡海洋開発株式会社は「ラグーナ蒲郡」を含む経営状況について
「直近の平成26年3月期では、単年度の営業黒字を計上できる状況にありますが、
埋立造成費の負担が大きく、また分譲土地の売却の遅れ等による
累積赤字などの経営課題解決のため、抜本的な見直しが不可欠となっております。」とし、

「ラグーナ蒲郡」運営事業の発展に向けた新事業者との協議について
株式会社エイチ・アイ・エスに打診したことを明らかにしていました。




■蒲郡海洋開発（株）　概要
・本社所在地：愛知県蒲郡市海陽町2丁目1番地

・代表者：代表取締役社長　河井 康宏

・設立：1991年（平成3年）11月25日

・資本金：139億47百万円

・主要株主：愛知県（32.52%）、蒲郡市（15.49%）、トヨタ自動車（19.74%）

・事業概要：海洋レジャーを主体とした複合マリンリゾート施設「ラグーナ蒲郡」の経営及び土地の分譲

（株）電工社（愛知県名古屋市）が自己破産申請

自動車電装品販売及び修理を手掛ける（株）電工社（愛知県名古屋市）は２月２４日、名古屋地方裁判所へ自己破産申請しました。負債額は約３億円とみられています。

（株）電工社は昭和35年に日立製作所の指定サービス店制度発足と同時に、電装品、カークーラー、音響品などの指定サービス店及び総販売店の契約を結び、日立モバイル等を
主な取引先にしてきました。今回の破産申請は、販売不振によるものとみられています。

■（株）電工社　概要
・創業：１９４６年４月

・代表者： 代表取締役・唐木寛

・従業員数： 30名

・資本金： 1000万円

・事業所
●本社
〒466-0064　名古屋市昭和区鶴舞二丁目２番３１号
　
●岡崎営業所
〒444-0906 岡崎市宇頭北町一丁目１番地５

●瀬戸事業所
〒489-0926 瀬戸市川西町１－７２

■業務内容

自動車電装品販売及び修理

産業用設備機器販売及び据付保守管理
移動体通信機器販売及び取付保守

■取得資格
（株）日立モバイル　総合特約店
（株）日立モバイル　指定サービス店
新神戸電機（株）　特約店
新神戸電機（株）　スーパーエージェント（ＳＡ）
（株）ヴァレオサーマルシステムズ　指定サービス店
三菱電機（株）自動車機器販売・サービス指定店
富士重工業（株）バスクーラーサービス指定工場
菱重コールドチェーン（株）冷凍機指定サービス工場
優良自動車電気装置整備工場（名陸認　第4-1022号）
国交省認定自動車整備特殊整備工場

有限会社ババール(名古屋市)事実上倒産

愛知県名古屋市に本拠を置く雑貨卸販売の「有限会社ババール」は、
2月12日付で名古屋地方裁判所より破産手続の開始決定を受け、事実上倒産しました。

破産債権の届出期間は3月12日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・
計算報告の期日は5月14日までとなっています。

■有限会社　ババール　概要
・社名 有限会社　ババール

・代表者 宮庄　貴

・住所 〒468-0003名古屋市天白区鴻の巣2-314

・創業 1988年6月1日

・創立 1989年2月13日

・資本金 3,000,000円

・従業員 社員5名　パート・アルバイト6名

・事業内容 生活雑貨品の卸と小売　生活雑貨品の企画製造　自社マンションの賃貸業

・直営店 生活雑貨　ババールコムドウ

・沿革
1988年6月 ランチボックス・エプロンなどの商品企画及び雑貨品卸で開業
1989年2月 有限会社ババールとして法人登記
1990年6月 天白区焼山に事務所を移転
同所に直営店「ババール・コム」開店

・1996年4月 天白区鴻の巣に事務所・倉庫を移転

・2003年12月 東京出張所開設