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「たち吉」が投資ファンドの再生支援で倒産回避 [京都府の企業]

「たち吉」が経営不振で倒産の恐れがあるとは信じがたい思いがします。
何しろ、「たち吉」は1752年創業の老舗中の老舗。

債務超過に陥っていた「たち吉」は、投資ファンド運営の
ニューホライズンキャピタル(NHC、東京・港)から支援を受け、新会社を設立。
新会社が「たち吉」の全事業を引き継ぐことになりました。

2010年には売上高が61億で任天堂、京セラ、堀場製作所、島津製作所、
ワコール等京都にある名だたる企業の中で、16位の売り上げを誇っていました。

「たち吉」には固定客が多くいたはずですので、なぜ?と思わざるをえませんが
和食器市場の低迷により、経営不振に陥っていたようです。

和食器市場というと京都でフランス人が立ち上げた弁当のネットショップが
海外から注文が絶えないということから、切り口次第でまだまだ
有望な市場ではないかと感じます。

こうした和食器市場に対する「たち吉」の潜在的なブランド価値を
外資が目をつけ、今回の再生の支援につながったようです。

ただ、ファンドは結局、金儲けが目的ですので
再生したのは良いけれども、利益追求のため製品が粗悪になりはしないか気懸かりです。

■株式会社 たち吉 概要
・社名   株式会社 たち吉

・住所   京都市下京区四条富小路上ル立売東町17番地

・代表   代表取締役社長 岡田高幸氏

・創業   宝暦2年(1752年)

・会社創立 昭和24年5月24日

・資本金  8,000万円

・業種   和洋陶磁器卸小売

・年間売上 46億円(平成26年3月実績)

・従業員数 321名(平成26年3月現在)

・取引銀行
京都銀行・みずほ銀行・りそな銀行・三菱東京UFJ銀行、他

・営業品目
創作和洋陶磁器・美術名工作品・ガラス器・金属食器









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